コルモス過年度一覧表
回 | 年度 | 総合テーマ | 基調講演 | 講演者 |
---|---|---|---|---|
1 | 昭和46 1971 |
対話の神学試論 社会変動と宗教 |
土居真俊(同志社大学教授) 堀 一郎(成城大学教授) |
|
2 | 昭和46 1971 |
宗教本質論から見た現代における宗教の役割 宗教社会学的に見た現代における教団の役割 |
西谷啓治(京都大学名誉教授) 森岡清美(東京教育大学教授) |
|
3 | 昭和47 1972 |
現代における救いの問題 | その文献的なアプローチ その宗教学的なアプローチ |
西高辻信貞(太宰府天満宮宮司) 玉城康四郎(東京大学教授) |
4 | 昭和47 1972 |
挑戦される宗教 | 現代社会からの挑戦 現代思想からの挑戦 |
飯坂良明(学習院大学教授) 阿部正雄(奈良教育大学教授) |
5 | 昭和48 1973 |
応答する宗教 | 現代社会への応答 現代思想への応答 |
武者小路公秀(上智大学教授) 中村元(東京大学名誉教授) |
6 | 昭和48 1973 |
宗教と教育 | 現代における教育の諸問題 宗教と教育 |
鰺坂二夫(甲南女子大学学長) 有賀鉄太郎(京都大学名誉教授) |
7 | 昭和49 1974 |
宗教と精神医学 現代人の精神構造をさぐる |
「ユングの精神分析学と宗教 | 秋山達子(大正大学講師) |
8 | 昭和49 1974 |
現代日本の精神構造 | 日本近代が見失ったもの 戦後世代の特質 |
梅原猛(京都市立芸術大学学長) 加賀乙彦(作家) |
9 | 昭和50 1975 |
信仰と倫理 今日の問題として |
仏教の立場から キリスト教の立場から 神道の立場から |
佐藤三千雄(龍谷大学教授) 松村克己(関西学院大学教授) 小野祖教(國學院大学教授) |
10 | 昭和50 1975 |
宗教と政治 | その神学的理解 政治思想史的な立場から 政教分離の問題 |
飯坂良明(学習院大学教授) 勝田吉太郎(京都大学教授) 小口偉一(愛知学院大学教授) |
11 | 昭和51 1976 |
“いのち”を考える | 分子生物学の立場から 微生物学の立場から 仏教学の立場から |
大木幸介(九州大学教授) 東昇(京都大学名誉教授) 西谷啓治(京都大学名誉教授) |
12 | 昭和51 1976 |
死について | 徳田良仁(神経研究所診療部長) 平沢興(元京都大学総長) 結城令聞(京都女子大学学長) |
|
13 | 昭和52 1977 |
性を考える | 医学・生物学の立場から 文化人類学の立場から 宗教学の立場から |
杉靖三郎(東京教育大学名誉教授) 岩田慶治(東京工業大学教授) 小野泰博(図書館短期大学大学教授) |
14 | 昭和52 1977 |
現代における『聖』とは何か | 宗教学の立場から 宗教社会学の立場から クェーカーの立場から |
柳川啓一(東京大学教授) ヤン・スインゲドー (オリエンス宗教研究所副所長) 入江勇起男(大妻女子大学教授) |
15 | 昭和53 1978 |
新世界共同体の形成における宗教の役割 | 国家政治の側面から 国際法の側面から 国際経済の側面から |
加藤俊作(関東学院大学学長) 田畑茂二郎(京都府立大学学長) 山岡喜久夫(早稲田大学教授) |
16 | 昭和53 1978 |
現代ニヒリズムと宗教 | クラウス・リーゼンフーバー (上智大学助教授) 西谷啓治(京都大学名誉教授) |
|
17 | 昭和54 1979 |
今日における青少年問題 | その体質、精神構造と背景を中心として 外国青少年と比較して |
森田宗一(元東京家庭裁判所判事) 千石 保(日本青少年研究所所長) |
18 | 昭和54 1979 |
情報氾濫の時代と宗教 | いたらぬわが身で学ぶことばかり 情報氾濫の時代における生き方 |
出口京太郎(大本教総長) 山本明(同志社大学教授) |
19 | 昭和55 1980 |
世代間の意識のずれと宗教 | 世代論と宗教 | 飯坂良明(学習院大学教授) 小野泰博(図書館短期大学教授) |
20 | 昭和55 1980 |
現代における「家」の問題 | アメリカにおける「家族」の問題 日本における「家」の問題 |
タマラ・K ハレーブン (米・クラーク大学教授) 森岡清美(成城大学教授) |
21 | 昭和56 1981 |
現代文明と暴力 | 現代世界と暴力 暴力の意味と無意味 |
田中靖正(学習院大学教授) 福島 章(上智大学教授) |
22 | 昭和56 1981 |
生命科学の発展と人間の運命 | 遺伝子工学とは 生命科学における哲学の問題 |
大島泰治(大阪大学教授) 池田善昭(神戸学院大学教授) |
23 | 昭和57 1982 |
老いを考える | 老化と人間的成熟 豊かな第三の人生をめざして 精神の老化 |
霜山徳爾(上智大学教授) アルフォンス・デーケン (上智大学教授) 長谷川和夫(聖マリアンナ医大教授) |
24 | 昭和57 1982 |
コンピューター時代と宗教 | コンピューターとはなんだろう コンピューター時代の人間に宗教家が貢献するもの |
須田信英(大阪大学教授) R・ディータス(上智大学教授) |
25 | 昭和58 1983 |
教育の荒廃と宗教 | 戦後における教育荒廃の源泉について 教育の荒廃と再建 |
山岡喜久夫 (早稲田事業学校長早稲田大学教授) 小俣萬次郎(学習院大学教授) |
26 | 昭和58 1983 |
危機に立つ平和と宗教 | 宗教は何をなしうるか 全米司教団「平和と戦争に関する調書」について 宗教と政治―ソ連の場合 宗教と政治―イスラムの場合 |
三宅歳雄(金光教泉尾教会長) アンセルモ・マタイス (上智大学教授) 勝田吉太郎(京都大学教授) 黒田寿郎(国際大学教授) |
27 | 昭和59 1984 |
宗教における死者と生者 ~祖先崇拝の問題をめぐって~ |
先祖観の変容と供養の思想 カトリシズムと死者の交わり |
藤井正雄(大正大学教授) 門脇佳吉(上智大学教授) |
28 | 昭和59 1984 |
宗教は現代人を救い得るか ~現代人の宗教状況をめぐって~ |
現代宗教と人間性の理念 都市生活と民俗宗教 |
田丸徳善(東京大学教授) 塩原勉(大阪大学教授) |
29 | 昭和60 1985 |
現代社会の変動と宗教の役割 | 核戦争の脅威と日本 自然科学者から宗教者に望むもの |
宇都宮徳馬(参議院議員) 泉美治(大阪学院大学教授) |
30 | 昭和60 1985 |
宗教と儀礼 | 宗教の儀礼と体験 儀礼と典礼 |
薗田稔(國學院大学教授) 土屋吉正(上智大学教授) |
31 | 昭和61 1986 |
非暴力と宗教 | 宗教と非暴力 佛教の力と平和 |
飯坂良明(学習院大学教授) 金岡秀友(東洋大学教授) |
32 | 昭和61 1986 |
現代青年と宗教 ~いま若者が求めるもの~ |
新人類論 新新宗教と若者 |
山口光朔(神戸女学院大学学長) 西山茂(東洋大学助教授) |
33 | 昭和62 1987 |
宗教協力の理論と実践 | 宗教協力の原理 東西霊性交流の中間総括と展望 |
熊沢義宣(東京神学大学教授) 桐田清秀(花園大学助教授) |
34 | 昭和62 1987 |
高齢化社会を考える | 高齢化社会の諸問題 長寿社会と宗教 |
直井道子 (東京都立老人総合研究所社会研究室長) 奈倉道隆(龍谷大学教授) |
35 | 昭和63 1988 |
現代における「生命」の問題 | 現代における生命像と精神 法律家から見た生命の問題 |
大木幸介(前信州大学教授) 大谷實(同志社大学教授) |
36 | 平成1 1989 |
女性と男性 | 「性差」 ―ユング心理学の立場からガンディーの実験をめぐって |
秋山さと子(東洋大学講師) 山折哲雄 (国際日本文化研究センター教授) |
37 | 平成2 1990 |
十二 自然と宗教 | 生物社会を考える 人類学から見た風景の構造 |
寺本英(龍谷大学教授) 岩田慶治(大谷大学教授) |
38 | 平成3 1991 |
十二 イスラームの死生観 | イスラーム倫理 ムスリムの死生観 |
小田淑子(京都女子大学助教授) 中村広治郎(東京大学教授) |
39 | 平成4 1992 |
今日における教団の問題 | 宗教集団と宗教的集団 ポストモダンの宗教 |
幸日出男(NCC宗教研究所所長) 大村英昭(大阪大学教授) |
40 | 平成5 1993 |
二十一世紀における宗教の役割 | コルモスの諸会議を顧みて 技術時代における宗教の役割 |
安斎伸(上智大学名誉教授) 泉美治(大阪学院大学教授) |
41 | 平成6 1994 |
遊び・仕事・宗教 | 遊びと宗教 遊び・仕事・宗教 ―佛教からのアプローチ― |
井上俊(大阪大学教授) 雲井昭善(大谷大学名誉教授) |
42 | 平成7 1995 |
今、宗教に問われているもの | 日本宗教のゆくえ 新新宗教と密教 |
島薗 進(東京大学教授) 松長有慶(高野山大学教授) |
43 | 平成8 1996 |
生きがい 死にがい | 生きがいと死にがい 俳句とHAIKU |
井上俊(京都大学教授) 大峯顯(大阪大学名誉教授) |
44 | 平成9 1997 |
グローバリゼーションと宗教 | グローバリゼーションとは何か | 阿部美哉(國學院大学教授) |
45 | 平成10 1998 |
宗教とボランティア | NGOと宗教団体 仏教における奉仕 |
平田 哲 (日本クリスチャンアカデミー総主事) 奈良康明(駒澤大学前学長) |
46 | 平成11 1999 |
死をめぐる諸問題 | 死者とホトケ(仏)の間 ―現代における葬祭の諸問題― 死の理解 ―神社神道神学の立場から― |
佐々木宏幹(駒澤大学教授) 上田賢治(國學院大学名誉教授) |
47 | 平成12 2000 |
コルモスの総括と展望 東京堂出版 |
コルモス30年の総括 21世紀に向かうコルモスの展望 |
中川秀恭(大妻学院理事長) 大谷光真(浄土真宗本願寺派門主) |
48 | 平成13 2001 |
教養教育と宗教教育 | 「教養」の復権 Because Every Student Deserves an Education that Includes the Study of Religion ―北米宗教学の教育理念と教育史― |
竹内洋(京都大学教授) 藤原聖子(大正大学助教授) |
49 | 平成14 2002 |
宗教アレルギーを超えて ―宗教教育の可能性を問う― |
父にガン告知をして ―宗教アレルギーの自己消滅― 宗教教育の可能性 ―宗教的感性を生かして― |
吉田民人(日本学術会議副会長) 岡田真美子(姫路工業大学教授) |
50 | 平成15 2003 |
宗教と芸術 ―宗教音楽の可能性― |
宗教と芸術 東洋の響き 西洋の響き |
上田閑照 (京都大学名誉教授) 大谷千正(ソルボンヌ大学客員教授) |
51 | 平成16 2004 |
感性と霊性 | 感性と霊性 「日本的霊性」とキリスト教 ―聖霊神学への道― |
上田閑照 (京都大学名誉教授) 小野寺功(聖泉女子大学名誉教授) |
52 | 平成17 2005 |
冥福と幸福 | キリスト教の天国 「報土としての浄土」 |
J・Vブラフト (南山大学名誉教授) 長谷正當(京都大学名誉教授) |
53 | 平成18 2006 |
祈りと供養 | ポスト・ヒューマニズム期の祈りと供養 生きているモノの宗教学 |
大村英昭(関西学院大学教授) 島薗進(東京大学大学院教授) |
54 | 平成19 2007 |
「ファミリズムの再構築 ―宗教から家族を問い直す―」 |
「ファミリズムとキリスト教」 「家と先祖祭祀」 ―歴史人口学の成果からー |
土屋博(北海道大学名誉教授) 落合恵美子(京都大学大学院教授) |
55 | 平成20 2008 |
環境倫理と宗教文化 | 環境と微生物 環境問題と宗教文化 |
大嶋泰治(大阪大学名誉教授) 岡田真美子(兵庫県立大学教授) |
56 | 平成21 2009 |
「自死・孤独死・安楽死」 | 「自死・孤独死・安楽死 ―仏教思想の立場から―」 「死の社会学」 |
下田正弘(東京大学大学院教授) 井上俊(大阪大学名誉教授) |
57 | 平成22 2010 |
宗教文化教育と心の教育 | 宗教文化教育の現状と課題 師弟教育の現在 ―人生の師と学校の先生と― |
井上順孝(國學院大学教授) 稲垣恭子(京都大学大学院教授) |
58 | 平成23 2011 |
高齢化社会と宗教文化 | 超高齢化社会の男性問題 超高齢化社会と宗教文化 |
石藏文信(大阪大学准教授) 大村英昭(相愛大学教授) |
59 | 平成24 2012 |
地縁・血縁の再発見 | 震災からの復興にみる宗教のちから 地縁・血縁の再発見 ―いのちの共同体論を中心に― |
鈴木岩弓(東北大学大学院教授) 薗田 稔(京都大学名誉教授) |
60 | 平成25 2013 |
宗教と家族 | ほつれゆく家族の問題のあとに テレビ小説「あまちゃん』にみる 確執と和解 「親と子の物語り ーアブラハムとイサクを中心に」 |
稲垣恭子(京都大学大学院教授) 氣多雅子(京都大学大学院教授) |
61 | 平成26 2014 |
倫理・道徳・宗教 | いのちの教育の行方 ー「心のノート」から「私たちの道徳」へ― 「修身」における倫理と宗教 |
弓山達也(大正大学教授) 川村邦光(大阪大学教授) |
62 | 平成27 2015 |
死者(魂)の行方と儀礼 | Communio Sanctorm(聖徒の交わり) そして「実存協働」をめぐって 「使徒信条」及び「感謝の祭儀」 における生者とのかかわり 幽霊の誕生 |
阿部仲麻呂(サレジオ会神父) 佐藤弘夫(東北大学大学院教授) |
63 | 平成28 2016 |
宗教といのちを育む力 | 釈尊おわすれば ―仏教共同体を志向して― 生まれて幸せ・生まれて来なかった幸せ ーいのちを育むということ― |
野田大燈(曹洞宗園通寺住職) 西平直(京都大学大学院教授) |
64 | 平成29 2017 |
「壁を越え、つながりをつくる ―排除と孤立の時代に向き合う―」 |
国際(ラルシュ)共同体運動がめざす平和への道 多元化する日本の宗教 「国内におけるニューカマー宗教の伸長」 |
寺戸淳子(専修大学兼任講師) 三木英(大阪国際大学教授) |
65 | 平成30 2018 |
なぜいのちを軽んじてはいけないのか〜宗教と死刑〜 | なぜいのちを軽んじてはいけないのか いのちの大切さ〜イスラームから〜 |
大谷 光真(浄土真宗本願寺派 前門主) 水谷 周 (日本イスラム協会 理事) |
66 | 令和1 2019 |
日常からの脱出/日常への帰還 | イスラームを力で押さえ込むことの無意味さ 現代社会において宗教は(どう)役にたつのか? 「ここにいる」ことの絶望的な困難―「宗教哲学」からの考察 |
内藤 正典(同志社大学教授) 大澤 真幸(社会学者) 杉村 靖彦(京都大学教授) |
67 | 令和2 2020 |
新たな感染症の時代と宗教 | コロナの中で考えたこと 感染症と宗教 -ハンセン氏病・穢と叡尊・忍性 |
奥田 知志 氏(東八幡キリスト教会牧師) 松尾 剛次 氏(山形大学名誉教授) |
68 | 令和3 2021 |
グローバルな災厄と宗教 |
「宗教の災害時対応における新たな連携」 「イスラムはコロナ禍をどうとらえるか」 「気候変化へのレジリエンスと持続可能性を求めて」 |
稲場圭信(⼤阪⼤学⼤学院教授) ⼋⽊久美⼦(東京外国語⼤学⼤学院教授) ⼩池俊雄(東京⼤学名誉教授) |
69 | 令和4 2022 |
宗教と政治 -新たな公共空間形成のために |
「キリスト教における宗教と政治の関係-カトリック教会の教えの視点から」 「正教会 -スラブが継承したローマ帝国」 |
ロッコ・ビビアーノ(カトリック聖ザベリオ宣教会) 三宅 善信(金光教春日丘教会長) |
回 | 年度 | 総合テーマ | 基調講演 | 講演者 |